昨日、「プロ野球ドラフト会議2021」がありました。
なんと、千葉県からの高卒ドラフト指名は5名。2007年以来14年ぶりの最多タイだそうです。
『速報ドラフト会議2021 THE運命の1日』では、感動の涙、うれし涙、悔し涙でいっぱいでした。
私事ですが、うちの長男も高校3年生。野球部でした。
当然、ドラフトなんて考えられるレベルでもないですし、プロ志望届も出していません。
とても、とても高い壁のある世界です。
厳しい厳しい世界です。
「野球が好き」とか「ちょっと野球が上手」で挑める世界ではありません。
すべてのスポーツ、すべての競技に言えることですが・・・
でも未経験者がプロ野球選手になることはなく、プロ野球選手は全員野球経験者です。
ソフトボールや陸上などを経てプロ野球選手になった人もいますが、野球をしていないことはないはずです。
(中学から大学までソフトボールをしていてドラフトでプロ野球選手になった方もいらっしゃいますが、小学生のころは軟式野球をしていたそうです。)
野球を始める第一歩。
それが前原エイトマンであってほしい。
前原エイトマンからプロ野球選手になってほしい。
そんな夢を持っています。
昨年のドラフトでは、私の知り合いのご子息がプロ野球選手になりました。
今年は苦しみながらも1軍と2軍を行ったり来たり。
それでも、1軍の試合で特大ホームランも打ちました。
彼の記事を新聞などで見ると、「高校までは無名だった選手」と書かれることが多いです。
でも夢を持ち続けて大学でも野球を続け、大学では実績を残しました。
有名になった彼を雑誌などで見ることもありました。
しかし大学卒業の年、ドラフト会議で彼の名前が呼ばれることはありませんでした。
彼は某企業の野球部へ進みました。
2年後のドラフトで名前を呼ばれることを夢見て。
1年目から都市対抗野球で優勝も経験し、賞ももらっていました。
実績を重ね、知名度が上がり、昨年のドラフト会議で夢をつかみ取りました。
野球が大好きで、野球をしている時はいつも笑顔です。
いつも全力疾走、審判にもしっかり挨拶。
大きな大きな野球少年のままなのだと思います。
そんな選手になってほしいと願いながら、選手に接しています。
2021.10.12