サッカーやバスケ、バレーボールなどの競技では、監督はスーツやジャージを着用しているのを見かけます。しかし野球やソフトボールでは、監督も選手と同じユニフォームを着ていることがほとんどです。
そのためか、監督と選手、チームの一体感があるスポーツのように感じます。
しかし調べてみると、野球のルールブック『公認野球規則』に監督のユニフォームについての規定はないようです。
つまり他のスポーツ同様、監督はスーツを着用してベンチに入っても問題がないらしいのです。
実際に過去のメジャーリーグではスーツ姿で指揮を執った監督がいるようです。
ではなぜ現在の野球で監督がユニフォームで指揮を執るのかというと、以前の野球ではプレイングマネージャー(選手兼任監督)が多かったこと、また他のスポーツと違い監督自らがグラウンドに入る場合(選手交代、ピッチャーマウンドでの指示や鼓舞など)があるためとも言われています。
しかし『全日本軟式野球連盟規程細則』の第12条(用具、装具等)には「同一チームの監督、コーチ、選手は、同色、同形、同意匠のユニフォームでなければならない」とあります。
前原エイトマンの監督も選手と同じユニフォームに身を包み、同じ目標に向かって活動しています。